「1分スピード記憶」勉強法 宇都出雅巳 著

「1分スピード記憶」勉強法 

宇都出雅巳 著

速読を無理やり実現させる

ちょっと表現がよくないかもしれませんが、
この本は誰でも速読(のようなこと)を行って、短期間に大量の情報に触れる
と言う離れ業を身に着けるための本です。

速読の応用版とも言えますが、とにかく大量に本の中身に触れると言うもの。
これはもう、無理やり速読する感じだなと言う印象を受けました。
が、誰にでもできそうな(練習は必要ですが)テクニックだと思いました。

速読そのものよりも、まずは大量に本の内容に触れること。
その時に速読的(画像として認識する方法)なアプローチが役立つ、
と言うものでしょう。

だから速読ができなくてもきっと大丈夫(!?)。

この勉強法の仕組み

通読した印象ですが、記憶術を応用しているのかな?と言うものです。
イメージで「なんとなく知っている」状態を作り出して、
本に対する苦手意識を薄めていきます。

無意識(潜在意識)を活用する方法論だと思われるので
こうした「いやな感覚」「マイナスの感覚」が大きな障害となります。
それゆえに、まずは本に馴染んでいやな感覚を減らしていく工程が必要となります。

この工程を経ることによって分厚くて読む気がしない本でも、
小見出しを拾い読みして最後までページをめくることでいつの間にか通読できている
突き詰めればこんな感じ。

そしてさらに突っ込んで試験対策についても書かれており、
具体的に試験勉強はこんな風に進めていくといい、と言うノウハウもあります。

この本自体はそんなに厚くなく読みやすいものなので
これから試験を受けようという方は参考にしてみるのも良いかもです。

効率の良い本の読み方の1つとして

この本の著者の方は、別に速読そのものの本も書いています。
そちらの本もとにかくわからなくてもいいから何回も読め、と言うことを主張しています。

これは確かにその通りで、本なんて一回読んだくらいでは分かるわけがないのです。
とにかく何回も何回も読み込むことで、少しずつ理解できてきます。

学生時代の教科書がいい例です。
教科書はボロボロになるくらいに何回も読みます(と言うか授業で使いますよね?)。
最低でも週1回、それを1年間続ける。

通読回数としては1回かもしれませんが、同じところを何回も読むはずです。
そうしてやっと書いてあることが身についていきます。

本書はそれと原理的には同じことを行っているのかな、と思いました。
ただし具体的な方法としては、時間を短く区切って集中して行うと言うことです。

まとめ

本を読んで理解し、自分のものにすると言うことは、
やはり繰り返し読むことが必須です。

そのプロセスを進める時に、とりあえずわからないところをすっ飛ばしてでも
何回も何回も繰り返し読むことが大切であり、
すっ飛ばすための大義名分として何度も繰り返すからそのうち分かるようになる
(全体像を把握すると不思議と不明点も理解できる)
と言うことが言いたいのかなあ、、と勝手に解釈しました。

確かに一字一句を正確に追うよりも、ざっと全体像を何回も見た方が
理解しやすい体感は実感としてもあります。

これからの効率的な読書法として「速読」は大いに期待するところですが、
なんども繰り返して読む方が、じっくり精読するよりも早いし理解度も高まることに
まさに目からウロコが落ちる思いです。

遠回りに見えるけど確実に、短時間で理解に到達できる勉強・読書法。
これからの読書には積極的に取り入れていきたいものです。

スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする