属さない勇気 堀江貴文 著

属さない勇気: まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」生き方改革

「プライドを手放して行動しろ」

ホリエモンがいつも言っていることですが、この本ではまんがという高効率な情報伝達方法によってそのメッセージが表現されている本です。

ホリエモンの本をたくさん読んでいる人にとっては、「ああ、またこの話か」と思う内容なのではないかと思います。

私自身、やりたくない仕事を我慢して会社員としてしがみついていた時期がありましたが、まさに本書で指摘されているような「ちょっとマシな地位」と思い込んでいた正社員としての身分を手放すのが惜しいと思っていました。

その一方で、会社を退職したあとの失業者としての自分や、再就職先が見つからない状態でのアルバイトなどで食いつなぐ自分の姿を思い浮かべた時、なんだか惨めな感じがしてしまったのも踏みとどまっていた理由です。

その「惨めな感じ」を感じるところに、正社員である自分へのプライドがあったのだということです。

その後、会社員を退職し、1年近く失業給付を受給しながら再就職目指して活動していましたが、だんだんとそこまでして再び就職したいのか?という疑問が生まれてきました。

実際、再就職に向けて就職活動を行っているとはいえ、それ以外の時間は会社員時代に比べて非常に豊かさに満ちていたのです。

収入は約半分、そして約10ヶ月という制限があるとはいえ、会社員時代のように無理をしてストレスを溜め込み、休日はその回復に充てていた時代と比べたら、失業者といえども自分らしい生活ができているなあ、と気づいてしまったのです。

なるほど、これがプライドを手放した後の世界なのか…という実感を得たのを覚えています。

改めて読み直すことの意義

そんなわけで、今や去年の自分から見たらとんでもないほどの変化を果たしているわけですが、ここへきて再びこの本を紐解いたところ、やはり新しい学びの視点が得られるのです。

会社員としてのプライドはすでに手放していますが、まだ「バカ」になり切れてないのかもしれないということです。

会社勤めしているときには朝出勤しなければならないので、夜更かしや徹夜で遊ぶとかは全然できませんが、今ならそれをしても自分が少し疲れるだけです。

それに当時から興味があった食事のデリバリー(Uber eatsや出前館など)でちょっと稼ぐということも、副業も本業もないのだからすぐできそうです。

でも過去の思考が影響して、なんとなく夜遅くに遊びに行くのはよくないとか、副業的な仕事に手を出すにはもう少し追い詰められてからだ、みたいな変なこだわり、プライドが残っているような感覚があります。

そんな感覚に気づくことができ、そして本書のメッセージによってそれらのこだわりを意図して手放そうとすることができるようになったのが、再読したことに意義だといえます。

本書の結末は、やや時間的隔たりがあるような変化が描かれてはいますが、会社を辞めた時の自分と今の自分を比べ、そして本書の主人公が”ホリーさん”の前でプレゼンをする側になっているのを見ると、もうすぐ自分もそうなれるぞ!という確信が得られたように思います。

やはり鍵は「行動」です

事前にどう動くべきなのか?とか自分は何がしたいのか?ということを明確にし、迷いを減らすことは行動を迅速に進めるためには大切なことです。

そのためにたくさんの本を読んだり情報を集めて、自分ができそうだと思うことを定めていくのもいいでしょう。

しかしその「調査」「勉強」が主体となり、実際の行動として少しも動けていないのなら、その姿勢は一旦見直して、なんでもいいからやってみることが大切になります。

結局、興味のあることは全部やることになります。

ホリエモンも興味があることは全部やれって言ってますし、彼の場合は全部を同時に一気にやるって言っています。

さすがにそこまで行動力が持たないよって場合には一つずつでもいいので、とにかく簡単なものからやってみる。

あるいは難しいもの、お金がかかるもの、お金がかからないもの、からやってみる。

とにかくなんでもいいのです。初めてやるのはやりやすいことからやるのです。

本当に小さなことでもいいと思うのです。

例えばブログを書いて稼ぎたいと思うなら、まずは無料ブログでもいいから立ち上げる。

そこである程度記事が書けて、ネットの仕組みがわかってきたら自分でサーバーを借りてブログの引越しをする。

読者が少しつくようになったらGoogleアドセンスなどの広告を貼ってみる。

少し稼げるようになったらアフィリエイトにも挑戦してみる、さらに広告の貼り方や広告への誘導しやすい文章や構成を考えてみる。

と、いうように、一つの行動を起こして経験を得ると、次の行動が次々とわかってきます。

行動しないで、先々の知識を予想して身につけても、もしかしたらそちら方面の発展をしないかもしれません。

だから勉強は最初の一歩か二歩くらいまでにしておき、あとはステージが進んだらその都度調べていく、という姿勢で進めていくのです。

すると、1年が経過する頃にはまったく別の人格とも言えるような自分がいるはずです。

そしてそんな自分を省みて、もう会社員には戻れない…と強く確信することでしょう。

ただし、会社員として勤め続けることが向いている人もいます。

そんな人はこういうブログを読んだりはしないでしょうが、もしあなたが会社員でいることこそが私の生きる道だ!と確信していたとしても、それはきっとあなたにとっての正解であるということです。

結論としては、自分自身が納得して、幸せになれる生活を実現していきましょうね、そのためにはやりたいことを我慢せずに、そこへリソースを集中して投下しましょう、ということ。

ホリエモンファンのみんなも、そろそろ本ばっかり読んでないで、実際の行動に写していきましょうね(自分に一番そう言いたい!)。