視力を下げて体を整える魔法のメガネ屋の秘密 早川さや香 著 眼鏡のとよふく 監修

視力を下げて体を整える魔法のメガネ屋の秘密

早川さや香 著 眼鏡のとよふく 監修

視力を下げて体を整える 魔法のメガネ屋の秘密

昔ながらの”高い”メガネの理由がわかる本

本書「視力を下げて体を整える魔法のメガネ屋の秘密」は、なぜ眼鏡が高価なのかの理由が
わかる本でした。

今や1本5,000円〜など、とてもコスパの良さそうなメガネが簡単に手に入ります。
私も本書を読むまでは10,000円程度のメガネを何度か経てきています。

もともと数万〜十数万円くらいするようなものだったメガネが、比較的気軽に作り変えたり、
何本か所持することがしやすくなるような値段にまで下がってきたのは素晴らしいことです。

5,000円程度で作れるものが、かつては数万円もしていたということを考えると、かつての
メガネ屋やぼったくりだったのか?と疑問に思いませんか。

私は学生のころに5,000円のメガネを知って以来、ずっと高いメガネに対していいようのない
不信感を持っていました。

目に入ってくる光の屈折度を変えるだけのレンズと、それを保持するフレームの組み合わせ。
それだけのモノに、なぜこんなにも価格差が生まれるのか?
フレームのブランド料やレンズの材質の希少さなどの影響なのか?

そういった疑問が、ついにこの本で解消されました。

眼鏡は脳への入力を調節する医療器具

私たちが「視る」というとき、眼が受け取った情報を脳へ送り、その脳が情報処理を行って
初めて「見えた」と認識します。

いわば眼は露出した脳とも言えます。

脳にほぼダイレクトに情報を与える重要器官である「眼」。
そんな眼に入る情報を適切に調節する役割を担うのが、「眼鏡」となります。

初めて眼鏡を作る時、眼科で処方箋をもらいませんでしたか?
つまり眼鏡は、処方箋(医者からの指示)に従って眼鏡屋さん作る医療器具なのです。

まずこのことが、本当は眼鏡を作る際には非常に注意深く見え方や疾病の有無などを
検査することが大切だとわかります。

なぜそこまで検査する必要があるのか?
それは眼から入る情報は、食べ物や薬のように人体への影響が大きいからです。

「見え方」が体に及ぼす影響

例えば長時間にわたりパソコンに向かって作業をしている時、目が疲れてきませんか?
それと同時に肩が凝ったり頭痛がしたり、さらには骨格が歪んで腰痛やその他の関節の痛み
まで出てきてしまうこと、ありますよね。

長時間の作業をしていれば誰だって疲れます。眼にとっても同じです。

まぶたを開けていれば勝手に見えている、というわけではありません。
眼にとって近くを視ると言う行為は、とてもエネルギーを要する行為でもあります。
近くにピントを合わせるために、ずっと緊張しっぱなしです。

それが日常的になっていると、もうそれが当たり前になってきてしまい、眼に強いている負担
に気がつかなくなってきてしまいます。

そして、目とは関係ない肩や腰、頭痛などの痛みそのものへの対処療法を取ってしまいます。
結果的に、それらの不快感は解消されず、もう自分は歳なんだ…などと自分を納得させます。

しかし、これらの不快感や疲れやすさの根本的な理由が「合わない眼鏡・コンタクトレンズ」に
あったのだとしたら…。

本書は、千葉県の「眼鏡のとよふく」先代のご主人が、ご自身の大学受験やその後の学習に
おける「見え方」が及ぼす影響の研究過程も紹介されています。

「見え方を変える=眼鏡で調整」による、もっともバランスよく見え、負担が少ない視力を
実現するための眼鏡作りを行っているお店です。

本来の「視力」に戻す眼鏡

眼鏡のとよふくさんでは、眼鏡を作る前の検査が非常に細かく丁寧に行っていきます。

なぜなら、その人の生活習慣や目の使い方、体の特性と見え方への影響などを事細かに明らか
にし、その上で無理のない、本来の見え方を「補助する」ための眼鏡を作るためです。

そうした工夫のおかげで、眼鏡をかけた人からは「世界が立体的に見える」「文字の意味が迫って
くるように見える」といった感想が生まれているそうです。

なかには車椅子生活をしていた方が、とよふくさんの眼鏡をかけた途端に立ち上がったとか、
眼鏡を使い続けていくうちに体の不調が改善されていったなどという事例も生まれてきています。

そんな眼鏡のとよふくさんですが、はじめて眼鏡を作る時には予約が必要です。
そしてその予約は、常に数ヶ月〜半年程度先まで埋まっているとのことです。

他にもある本来の視力を取り戻す眼鏡が作れるお店

本書でも言及されていますが、「認定眼鏡士」という資格を持つ、一定以上の知識と技術を
身に付けたスタッフがいるお店であれば、しっかりした無理のない視力の眼鏡が作れるはず、
という説明もされています。

多くが昔から町にある眼鏡屋さんで、眼鏡を作るノウハウもしっかり蓄積している技術者が
在籍しているといいます。

例えば遠方にお住いで、わざわざ千葉県の「眼鏡のとよふく」で予約を取らなくても、同じ
ようなしっかりした眼鏡はつくれますよ、ということのようです。

実際、「眼鏡のとよふく」さんへ予約の電話をする際に、そうした地元のちゃんとした眼鏡屋
で作ってみて、それでもまだ興味があるようだったら改めて連絡するよう言われます。

つまり、「とにかく視力を上げる」という眼鏡ではない眼鏡は、本来はありふれたというか、
眼鏡屋さんにとってはあたりまえの認識なのかもしれません。

私自身も本書を読んだ後、さすがに半年も待つのは耐えられないので、大宮にある歴史の長い
眼鏡屋さんで、かなりいい眼鏡を作りました。

私個人の感覚としてはそこまで立体的とか文字が浮かび上がるような感覚はありませんが、
新しい眼鏡をかけた時には、視界が明るく、見るのが楽になった感覚はありました。
そして長時間かけていても耳が痛くなったりずり落ちたりせず、快適な装着感となりました。

なるほど、いい眼鏡とはこう言うものをいうのか。という納得感がありました。

しかし「魔法のメガネ屋」と言われて予約が尽きないお店の眼鏡も、とても気になるのです。
あまりにも気になる、しかし予約期間を待つのはしんどい。

ということで調べていたら、「立体的に見える」という眼鏡が作れそうなお店が、都内にあるようでした。
「ドイツマイスター眼鏡院」さんというお店で、ドイツでは国家資格である「眼鏡を作る人」
の資格を持っている兄弟が経営しているお店のようです。

個人ブログでもこのお店の眼鏡やとよふくさんのことに触れている記事が散見されますので、
次に眼鏡を作る時にはこちらのお店も候補としてチェックしておこうと思います。

あと眼鏡の代金(10万円くらいかかる)を貯めておくことも忘れずに…。

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