ノンフィクション

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「データより空気」の悲劇【昭和16年夏の敗戦】 猪瀬直樹 著

「総力戦研究所」を知っているか この本は当初、世界文化社より『昭和16年夏の敗戦 ―総力戦研究所“模擬内閣”の日米戦必敗の予測―』として1983年に出版されたものです。その後2020年に中公文庫より新版として出版されました。今回は新版を読み...
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飛田で生きる 杉坂圭介著

元・料亭経営者による本 『さいごの色街 飛田』に続き、飛田新地関連の本を読んだ。 本書は飛田新地で料亭のオーナーとして10年間も経営に携わっていた人物。 元々は会社員だったが、失業中に高校時代の先輩から「料亭」の経営権を引き継いがないか...
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さいごの色街 飛田 井上理津子著

現代に残る遊郭跡、飛田新地 関東在住であっても「飛田新地」の名を聞いたことがある人、特に男性には多いのではないか。 私も仕事仲間からその存在を聞き知っていたが、その存在を知った時には俄かには信じられない思いだった。 ここはかつての赤線区...
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本づくりの舞台裏【『「本をつくる」という仕事』稲泉連】

「本をつくる」仕事を分解して解説する本 今更感満点だが、例のワクチン接種のため都内まで遠征してきた。 その道すがら、というかほぼメインの目的に成り代わりつつある書店めぐりにて『「本をつくる」という仕事』という本を見つけて衝動買い。 本屋...
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本との関わりの模索【『本の時間を届けます』篠賀典子 芹澤健介 北條一浩】

本屋好きに向けたパワフルな女性店主による本屋紹介本 この本を書店で見つけて思わず手に取った時のことを思い出す。 本書の表紙には、きっと小規模な個人商店のような古本屋だと思わせるような、素敵な雰囲気の本棚のある部屋の写真。 本好き・古本好...