億を稼ぐ積み上げ力 マナブ 著

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億を稼ぐ積み上げ力 マナブ 著

億を稼ぐ積み上げ力

今や日本を代表するブロガーの著書

プログラミングやブログ運営、アフィリエイト等のインターネットを活用した事業に関する、
かなり実用的なノウハウを公開している「マナブログ」の運営者、マナブさんが書いた
ご自身が「億」を稼ぐに至ったノウハウを詰め込んだ本書。

この本を買わずとも、すでにマナブログには膨大なノウハウが公開されています。

評論家タイプの人がこの本を読んだとしたら、
「ブログで言っていることと同じ」
「真新しいことは何も書いてない」
などの否定的なコメントを残すであろう内容の本です。

これはマナブさん自身もたしか言及していたはず。

いまさらマナブさんのアンチが本書を手に取るとも考えにくいですが、少しでもマナブログの
内容を読み込んだことのある人なら、納得いただけると思います。

なぜあえてこの本を買ったか?

私は昨年(2019年)末より、それこそ邪な気持ちでブログを開設して記事を更新しました。

家にいながらにしてお金を稼ぎ、自由な時間には大好きな車やバイクを乗り回すんだ!と
期待に胸を膨らませていました。

当時からマナブログでは、「一度に大きく稼げる方法はない」という、冷酷な現実を繰り返し
繰り返し、読者に向けて発信していました。

私自身もその言葉を理解しているつもりで、日々成果の出ない、いまだレベルの低い文章で
ブログを書き続けました。

ブログでお金を稼ごうと思う人が100人いたとしたら、最初の3ヶ月か100記事で8割位の人、
半年くらいでさらにその半分、1年後には数パーセントしか継続できている人はいない、と
非常に厳しい現実があります。

当初はみんなが「自分はやり切れるはずだ!」と思ってブログに着手します。
しかし、統計の数字は嘘をつかないので、やはり9割以上の人は脱落していきます。

私もいつしか、ブログを更新する手が止まり、たまに更新しては止まり、そして完全に更新を
やめてしまう時が来ました。

そんな状況に陥るであろうと、本書の購入予約受付開始時に私は感じたのでしょう。

ツイートで流れてきた本書の紹介をみて、「またいつものノウハウものだろ」と、半ば
小バカにしたような気持ちで紹介文を流し読みしていました。

当時(2020年6月頃)はすでにもうかなりたくさんのノウハウ本を読み漁り、大抵の内容は
似通っていることに気付き始めていた頃です。

従来ならこの手の本はもう買わない、そう決めていました。

しかし。

マナブさんの綺麗事を言わずに厳しい現実を伝え、それでもなお乗り越えるための支援を
しようとしている姿勢や、もしかしたら9月(本書の発売される頃)に本が届いたら、
自分の背中を押すことになるかもしれない。

そう思ったか知らず、躊躇わずに予約注文をしていました。

その後時間は流れて、注文したこと自体を忘れていましたが、ふと自宅に届いたのです。
注文した覚えがないのにアマゾンから荷物が届いたんです。

で、あけたら「億を稼ぐ積み上げ力」。

ああ、これはまだブログを諦めなくてもいいんだぞというメッセージかもしれない。

そう思ったのでした。

内容はほとんど予想がつきました。

マナブさん本人がノウハウを詰め込んだ、というくらいですから、それならブログで
読んだことがある内容のはずだ、と。

しかし改めて今回読み通してみると、挫折してブログ恐怖症になっていた私の心に、
スーッと染み込んでくるような感覚がもたらされたのです。

苦労して書いたブログのアクセスがずーっとゼロでも、とりあえず2年間は書き続けよう。
そう思えたのです。

これまで、「なんとしても稼がななくてはならない」「再就職なんてまっぴらだ!」という
強迫観念にも似た気持ちでブログやほかの副業関連の作業をしていました。

ところが落ち着いて世の中を眺めてみると、例えばUber eatsや出前館と言ったデリバリー
サービスの外注、クラウドワークと言った単発作業の外注、家庭教師のアルバイトなど、
雇われなくても稼げる仕事がたくさんあるのです。

私自身、「正社員でなければ死ぬ。」と思い込んでいたところもあり、再就職への活動も
かなり深刻に悩んでおりました。

ところがこの本を読んだ時、そうした思い込みや迷い、不安、こだわりを手放せたような
気がしてきたのです。

2020年、私は37歳のアラフォーですが、この本の著者は20代で億を稼ぎ出し、30歳になった
今、さらに飛躍しようとしています。
しかし本書でも語られているように、マナブさんは元々は「ザコ」だったというのです。

成功している立場からすれば、やはりそれなりに能力があったのだろうとか、コネクションが
あったのだろうとか、いろいろ考えたくなります。

しかし、素直にこの方の言葉を信じて受け取るならば、自分も似たような無職ニート。

同じどん底にいる無職ニートならば、自分にだってできるじゃないか!と、
そのような勇気、「できる」というか「やる」という気持ちにスイッチを入れてくれた、
まさにマナブさんが言う「転機の予兆となる出会い」が、本書であったのかもしれないと

これから振り返ったら思うのかもしれません。

挫折した人、ノウハウコレクターは読もう

これまで楽に稼ぐためにいろいろなノウハウを収集してきた方。

もしご縁あって本ブログをお読みになっているのであれば、この本はもしかしたら、
ノウハウとしては役に立たないかもしれません。

しかしあなたにとって、すでにノウハウは十分蓄積されたものではないでしょうか。
であれば、あとはそのノウハウを使って、経験を積み、自分のものとする番です。

本書は、おそらくですが、マナブさん自身が真摯に後進へ書かれた本です。

そのため、私のようにブログで生計を立てようと決意して挫折して、もう別の道を探そうと
ブログに絶望している人への福音となりうるものだと思います。

この本のノウハウなんか、いまさらお金出してまで必要ない。そう思う人こそ、手にとって
一度、ノウハウの復習と思って読んでみてください。

もしかしたら、あなたの中に眠っているノウハウ等が、再び活用して欲しくてウズウズし
始めるかもしれません。

仮にそうならなかったとしても、ノウハウ集・心構え集としての活用や、まだ新しいから
メルカリとかで売ればそこまで損失はないんじゃないでしょうか。

私もこれから2年間、成果が出なくてもブログを書かなきゃならないプレッシャーを
自らに与えていますが、本書のおかげで稼げるようになりましたと、胸を張って言えるように
してきたいな、そう強く思う読後感を得たのでした。