積読仙人

ノンフィクション

「データより空気」の悲劇【昭和16年夏の敗戦】 猪瀬直樹 著

「総力戦研究所」を知っているか この本は当初、世界文化社より『昭和16年夏の敗戦 ―総力戦研究所“模擬内閣”の日米戦必敗の予測―』として1983年に出版されたものです。その後2020年に中公文庫より新版として出版されました。今回は新版を読...
小説

わからないまま襲われる恐怖【宇宙戦争 H・G・ウェルズ】

SFの基本書みたいな位置付けの『宇宙戦争』 SFといえば宇宙戦争という、なんとなくの認識のまま積ん読となっていた本書。 SF小説は完全に娯楽としての読書という認識だ。 どうしても仕事で必要な知識やすぐに役に立ちそうな本を優先し...
宗教・思想・哲学

ラジオ放送発の哲学への道案内【哲学案内 谷川徹三】

話し言葉で書かれた哲学入門書 本書は昭和29(1954)年、中部日本放送「教養講座」中の「哲学案内」(全13回)で話された内容を本にしたものだ。 もともとラジオで放送された内容で、哲学の詳細な内容を伝えるというより、「哲学とは」「哲...
自己啓発・ノウハウ系

資格は敗者復活の手段【おじさんは、地味な資格で稼いでく。 佐藤敦規】

おじさん向け敗者復活の戦略 本書は2021年2月に出版された、比較的新しい本だ。 だから本記事を書いている2022年3月も、そこまで陳腐化した情報ではないと言える。 内容からしてすでに時代遅れの方法のようにも思えるが、実はそう...
エッセイ

『本は読めないものだから心配するな』菅啓次郎

いわゆる「本好き」向け書籍 本好きの間では有名らしくて読んでみた。 本フェチの私としては、紙質が柔らかくてページを捲るのが気持ちいいのが最も印象的だった。 内容は随筆っぽい感じなのか、でも詩的な文章で読み手の経験と反応してイメ...
自己啓発・ノウハウ系

結論は正論【『働き方完全無双』ひろゆき】

良くも悪くもひろゆきの本 切り抜き動画とかで動画がたくさん上がっているひろゆきこと西村博之氏の『働き方完全無双』。 本人はあとがきしか書いていないと言っている部分が動画で切り抜かれていたが、まあ確かにそうなんだろうと思う。 普...
小説

正直よくわからないが引き込まれる 『風の歌を聞け』村上春樹

今更ながら読んだ、天才作家の原点 先日読んだ『100歳まで読書』で冒頭の一文(”完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。”)が引用され紹介されていたので、興味を持ってしまった。 なぜなら『100歳まで...
読書論

死ぬまで本を読みたい!『100歳まで読書』轡田隆史

本好きに刺さるタイトル 『100歳まで読書』というタイトルを書店で見つけて、ついつい手に取ってしまった本書。 タイトルの付け方が読書好きに刺さる。さすがだと思った。 三笠書房より2019年11月に刊行。 著者は朝日新聞の...
ノンフィクション

飛田で生きる 杉坂圭介著

元・料亭経営者による本 『さいごの色街 飛田』に続き、飛田新地関連の本を読んだ。 本書は飛田新地で料亭のオーナーとして10年間も経営に携わっていた人物。 元々は会社員だったが、失業中に高校時代の先輩から「料亭」の経営権を引き継...
ノンフィクション

さいごの色街 飛田 井上理津子著

現代に残る遊郭跡、飛田新地 関東在住であっても「飛田新地」の名を聞いたことがある人、特に男性には多いのではないか。 私も仕事仲間からその存在を聞き知っていたが、その存在を知った時には俄かには信じられない思いだった。 ここはかつ...
自己啓発・ノウハウ系

資格試験に忙しくても受かる人といつも落ちる人の勉強法 鬼頭政人

見た目が派手な本に惹かれて 本の外見や目次から見た構成が神田昌典氏の本のようだと思った第一印象。 この本が気になって買ったのは、まさにこの本の戦略にハマってしまったとガッカリした。 そももそ本書が気になったのは、まさに「資格試...
健康

脳へのダメージ対策は運動が効く【『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著】

スマホとの関わりを反省し、自分らしい人生を送るために、この本を読んで自分なりに吸収した部分を記録するために本記事を残す。 書評とは異なるが、ひとつの読み方として受け止めてもらいたい。 最も良いのは、ご自身でも本書を読んでみること...
健康

運動こそ脳を鍛える最適解【『一流の頭脳』アンダース・ハンセン】

精神科医による脳の取説みたいな本 教育大国スウェーデンの精神科医による、脳のパフォーマンスを向上させるための方法が書かれている本書。 人間が本来はどのような生き方をしてここまで生き残ってきたのか、を考えたら、そりゃ当たり前でしょと言...
行政書士

ここから始まる行政書士挑戦【合格革命 2022年度版行政書士基本テキスト】

古物商ではあるが 読書が趣味で本の山が無限に増殖しつつある現在の自宅、その本をどうにか処分しつつ新しい本の購入代金を得たいと思って始めた古本事業。 そのうち個人からの買取依頼も頂くようになり、古物商の資格も申請し取得した経緯がある。...
宗教・思想・哲学

ポリアモリー 複数の愛を生きる 深海鞠絵 著

重要な視点を提供してくれる一冊 誰もがこうした問題で悩むわけではないのかもしれないけれど、きっと同じようなことで悩んでしまう人もそれなりにいるんじゃないか。そう思ってなんとなく検索した時に見つけた本。 見つけた時、やっぱりあったと思...
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