ブログ・ブランディング: 10年生き残るブログ戦略 Kindle版 かん吉 著
ブログを楽しみながら書きたい人向けノウハウ集
本書は、とても便利なブログツールを作ってくださる”かん吉”さんがお書きになられた
ブログのブランディングについてのノウハウ集です。
とはいっても、堅苦しいものではなくて、自分自身をブランド化していくこと、
すなわち自分についてのブログを長期間継続することが、自分自身のブランド化に繋がる、
ということを言っています。
そうした内容に加えて、かん吉さん自身がこの本で示してくれているように、ブログを
自分の関心のあることについて長く続けていると、その記事のうち、あるテーマに絞って
まとめることによって、電子書籍としても出版できる、ということを身を以て
教えてくれている本となります。
「わかったブログ」のまとめ集
かん吉さんのブログ「わかったブログ」という、ブログに関するノウハウをまとめたブログの
うち、ブログのブランディングに関する記事をまとめ、そこに現在のブログ作成に役立つ視点
を加筆した上で出版されています。
なんだ、ブログで公開済みならお金払わなくてもよめるじゃん、と思う人も多いのでは?と
私は思いました。
しかし、わざわざこのテーマ(ブログのブランディング)に絞って、まとめてくれた上で、
現時点でのブログ作成上のアドバイスが追記されていることからも、一概に買う意味が無い
とは言い切れなくなっています。
ブログをまとめて電子書籍として発行することを考えている人にとっては、
そう言った意味でも、本書はとても有意義な買い物になると言えるでしょう。
本書が元のブログ以上に価値がある意味とは
過去に記述したブログのブランド化という視点が、現時点でもGoogleの検索に強い形になって
いるということが、この本が目指す「ブログ像」が、Googleが目指そうとしている理想像に
合致しているという確認にもなります。
そういう内容が列挙されているため、ブログを読み替えすよりも、お金を払ってでもこの本を
ノウハウ集として購入する意味があるんだなあと思えるものになっています。
ブログ・ブランディング: 10年生き残るブログ戦略
本書が作成され出版されていく中で、いかに読者に対して価値ある情報を、わかりやすく提供
していくのかという姿勢自体も、本書を購入して読むことによって理解することができます。
Kindle Unlimitedでも読めるので、すでに申し込んでいる人は追加料金なしで読めます。
現役ブロガーさんで、SEO対策に心血を注いできた人にとっては、もしかしたら拍子抜けして
しまう内容かもしれません。
しかし一方で、SEO対策で途方に暮れていた人にとっては、逆転の発想というか、この本の
内容が福音となるかもしれません。
そのくらい、私もブログに対する姿勢が、脱力していい形になりそうな予感がしています。
気合い入れて、売り上げ確保するんだ!という姿勢もいいですが、そればかりでは本来の
ブログの目的というか、社会的な立ち位置すらも見失ってしまい、誰も読まなくなってしまう
恐れすらあります。
まさにブログの原点に戻って、自分が楽しみながら、もしかしたら他の人にも役立つかも、と
いう情報を提供していく形へ、原点へ帰っていくことになるような気がしています。
まとめ
この本を読むと、
- ・ブログへのプレッシャーがなくなり、自然体で書けるようになる
- ・SEOとは対策をしないことが対策になりうる(自分のブランディング)
- ・友達に対してお役立ち情報を教えてあげる感じ
というようなブログ作成指針を、私は得ることができました。
これまで、いかに検索順位を上げようとか、アフィリエイトで買ってくれるように誘導しよう
などと考えてしまいがちでした。
もちろん、そう言った視点による記述も必要な場面はあるかと思います。
しかし元々、文章を書いて自分の思ったこと、感じたことを発信・共有することが好きで始めた
ことだから、そればかりでは疲弊してしまうのでした。
ブログを書こうと思った原点に立ち返れば、まずは自分中心、「自分がテーマである」という
事を思い出すこと。
アフィリエイト系のノウハウで言われる「素人の日記なんか誰も読まない」という考え方に
対して、個人が発信するブログの存在意義とは、
「誰も知らないような素人が、その体験に基づいて書いている生々しい文章である」
これに尽きるのだろうなあと思えるのでした。
個人の日記風の文章だから、その中で使われている商品に関する生々しい体験記こそが
最高のレビューとなりうる。
私自身も、新しいものを買うときには企業の公式ホームページの他に、個人の使用体験記を
よく読んでいたわ、と思い至ったりするものです。
自分自身の体験と重ね合わせたとき、かん吉さんの主張するブログのブランディングは、
とても納得感のあるノウハウであると理解できたのでした。