マスターの教え 「富と知恵と成功」をもたらす秘訣 ジョン・マクドナルド著

マスターの教え 「富と知恵と成功」をもたらす秘訣

ジョン・マクドナルド著、 山川紘矢・亜希子訳

ありがちな成功法則本の様に見えます。
まさにその通り。

ですが、書いてあることはとてもシンプルで、本質を衝いています。
文字も大きくて読みやすい。読むのが早い人なら、1時間程度で読み終わるのでは?

つまり、「富と知恵と成功」得るにはこうすればいい

マスターと呼ばれる謎の男が、その深遠なる成功法則を教えてくれる、というストーリー。
マスター自身が「宇宙の法則」に沿って生きており、それは誰でも実践できるもの。

よく成功法則の本でも触れられますが、
選択と集中
資源は一点集中
誰にも秘密は漏らさない
という様な、当たり前のことが書いてあります。

ところがこの本のすごいところは、その「言葉から学ぶ」という点。

心を開いて、素直な気持ちで何回も読むと、読むたびに受ける印象が変わります。
時間を置いて再び読むと、毎回新たな発見がある、そんな不思議な本。

何度も再読すると良さがジワジワ来る

よく本を読む人なら経験があると思いますが、
本って時間を置いて再読すると、
全く別のものを読んでいるかの様な印象を受けることがあります。

それは本を読んでいる私たちが、成長しているからです。
人は知らないこと、理解できなことは意識に残せません。認識できないからです。

しかし本を一回読み終わると、少なくともその本に何が書かれているのかがわかります。
そしてすぐに再読しても新しい発見がありますが、これは
本を読む前と比べたら、本一冊分の知識が増えたせいです。

こういう成長するサイクルが、この本ではとても早く訪れます。
字も大きくて読みやすいし、そのせいで文字数が少ないのです。

一度しか読まないのでは、その辺に転がっているありがちな成功法則本です。

しかしこの本の真髄は、短くて繰り返し読みやすく、抽象的な表現が多いために
こちら側(読み手)の成長に合わせて意識に引っかかるものが違ってくる点。

この本との出会いによって、今まの乱読姿勢を反省しつつ、
再読の面白さを深く感じる経験ができました。

謎だらけの本だからこその、不思議な力

この本を書いた人は、ジョン・マクドナルドという名前以外はわかっていません。
カリフォルニア出版という会社から1929年に出た本ですが、すでに出版社もありません。

1929年当時にすでにこういった優れた本があったにも関わらず、
その後絶版になっている。

作り話だったとしても、なんかすごいめぐり合わせでこの本が再び世に出たということを
思うと、余計にこの本がもたらすよくわからない奇跡的な何かを受け取れそうな気がします。

うまくいくため、自分のテンションが上がるためなら、
多少アヤシイものでも肥やしにしていこう!という姿勢も大切ですね。

ぜひこの、「マスターの教え」を生活に取り入れて、
宇宙の法則に沿った、無理のない生き方を実践していこうと思います。